住宅ローンの頭金、ありとなしの違いは何?

(この記事は2018年8月に更新しています)

スポンサーリンク

住宅ローンを借り、マイホームを計画したいけど…

 

「頭金がないと借りられない?」

「いくらの頭金が必要?」

「頭金があるのとないのとでは、何が違う?」

 

そんなことを悩んでいる方に向けて、この記事を書いています。

1.頭金は必要?

マイホームを購入する場合、土地と建物を購入する他にも、建売住宅を購入する、分譲マンションを購入するなどと、それぞれです。

その土地や建物の代金の他にも、基本的に現金で用意する必要がある「諸経費」がかかるのは知っていますか?

 

例えば…

中古車販売店の横を通った時に目に入った車に、大きく貼ってある値札。
「軽自動車が30万?!」
「30万円でこの車が買える、乗れるんだ!」って思ったこと、ないですか?
でも実際には、「何かと費用がかかり30万円でその車が手に入らない」というのと同じ感じです。

 

土地や建物を購入する場合の諸経費は、全総額の約1割程かかります。

 

その「諸経費」には、例えばこんなものがあります。

  • 仲介手数料
  • 火災保険料
  • 登記費用
  • 住民票や印鑑証明書など発行手数料

 

そんな諸経費は、住宅ローンのように月々支払っていくものではなく、基本的に”現金で一括”で支払う費用になります。

その諸経費を支払う分くらいの現金が必要と言われることで、「頭金が必要」となっているということです。

他にも、住宅ローンの条件に頭金が必要としてくる銀行などもあります。

 

ただ、絶対必ずというわけではありません。


建築会社が、諸経費分を土地建物代に上乗せし、住宅ローンの借入額を調整してくれたり、頭金となるよう先に貸し付けてくれる場合もあります。
もちろん、建築会社によるので全ての会社がというわけではありません。

 

必ず用意する必要がないなら、何かの時のために取っておきたい!という方もいるのではないでしょうか。

ではここで、頭金を用意した場合のメリットについてご紹介していきます。

2.頭金を用意するメリット

スポンサーリンク

実際は、どんなメリットがあるのか、詳しくみていきたいと思います。

2-1.借入額が減る

当たり前のことですが、自己資金が多ければ借入額が減るため、支払額や利息などが減ります。

毎月の負担が減ることで、家計状況が変わってきますよね。

2-2.返済期間が短くなる

返済期間35年の住宅ローンを組む方が多いですが、頭金がある分、借入額が減ります。

例えば、頭金なしで月10万円を支払い35年間で完済するか、頭金ありで月10万円の支払額を変えず、30年間で完済するかといったように、住宅ローンを支払い続ける期間を短くすることができます。

 

30歳で35年ローンを組み、完済するのが65歳。

退職後は働かずにゆっくりと過ごしたい、早めに完済して、その分を老後の楽しみに使いたいなどと、考えている方は短くなるのはうれしいですよね^^

 

2-3.支払う利息金が違う

借入額が減れば、利息も違ってきます。

 

わかりやすいのが、クレジットカードの分割払いの”分割手数料”

分割回数が多ければ多いほど、利息が増えますよね。

住宅ローンには、「分割手数料はジャ〇ネッ〇で負担します!」なんて話はありません(笑)

 

当たり前のことですが、借入額が少なくなればなるほど、返済金間が短くなればなるほど、支払う利息は少なくなります。

 

数千万の借り入れをする住宅ローンなので、その利息額はひっくり返るほどです・・・

 

と、3点のメリットを書きましたが、どれくらいの差が出るのか数字で見てみましょう!

2-4.実際の差はどれくらい?

では、実際に多く方が利用する、ずっと変わらない固定金利の「フラット35」で計算してみます。

2018年8月現在の金利は、返済期間が21年以上35年の場合で1.340%~2.070%です。

この金利の真ん中あたり、キリのいい金利で1.70%で計算してきます。

3,000万円借りたと仮定します。

【頭金0円・借入額3,000万円・返済期間35年・金利1.70%】

月々の返済額 95,000円
総支払額 3,983万円
支払う利息 983万円

 

【頭金200万円・借入額3,000万円・返済期間35年・金利1.70%】

月々の返済額 89,000円
総支払額 3,718万円
支払う利息 718万円

 


【頭金500万円・借入額3,000万円・返済期間35年・金利1.70%】

月々の返済額 80,000円
総支払額 3,319万円
支払う利息 319万円

【頭金500万円・借入額3,000万円・返済期間28年・金利1.70%】
※正確には頭金462万円で計算し、借入額は2,583万円で計算しています。

月々の返済額 95,000円
総支払額 3,192万円
支払う利息 192万円

いかがですか?

頭金0で35年ローンを組むのと、頭金約500万円で、28年で完済した場合のその利息の差にビックリしませんか?

その差なんと!791万円!!

軽自動車3~4代買えちゃいますね(;^_^A

この差に、「頭金が貯まってからマイホームを計画しよう!」と思った方。

実際にはそうとも言い切れないんです・・・

3.頭金が貯まってからの方がいい?

頭金があれば、これだけの差ができるので、「頭金を用意しよう!」と思った方も多いはず。

でも、貯まってからなんて考えたら、あなたは何歳になっていますか?

低金利といわれた頃から見ると、金利は上昇傾向にありますが、まだ低金利。

これから、金利が上がっていく可能性は十分にあるので、安いうちに借入れるというのも、賢い選択です。

特にフラット35のような全期間固定金利のものは、金利が安いうちに借りるのも得策かもしれません。

 

そして、年齢も借入の際の審査の項目になっています。

やっと貯まったと思った時には、住宅ローンの審査基準を満たしていなかった…なんてことだってないとは言い切れません。

 

必ずしも頭金が貯まってからの方がいいとは言えない理由をまとめると、

  • 現在は低金利
  • これから金利が上がって行く可能性が高い
  • 数年後の経済状況はどうなるかわからない
  • 年齢的に審査が通らなくなる可能性がある

 

4.まとめ

住宅ローンを組む際の頭金について、実際の額を比較してみました。

あるとないとでは、総支払額が大きく違うことや、金利などに影響することもありますが、実際には頭金なしでも、住宅ローンを組むことは可能です。

20代ですでに、マイホームを購入した方もたくさんみてきましたが、頭金なしの方もたくさんいます。

借りる際に審査されるのは、頭金の有無よりも、他の状況が重要視される場合が多いからです。

 

一番は、せっかく手にした”夢のマイホーム”を手放さなければいけない事態にならないこと。

しっかりとした資金計画を立ることが大切です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

スポンサーリンク

 

コメントを残す