「友人がマイホームを建てた」「親戚マンションを購入した」「同僚が中古住宅を購入し、リフォームした」
などで、「新築祝い」をする場面が出てきますよね。
何を渡したらいいのか?お金ならいくらが相場なのか?いつ、どうやって渡すのか?といった疑問。
また、「新築祝いを頂いたけど、お返しは何をすればいい?」なんて方も、もちろんいますよね?
そんな悩める「新築祝い」について、詳しくまとめました。
目次
1.新築祝いとは?何を贈る?
はじめに、その「新築祝い」どんな場合に贈るものかについてです。
1-1.”新築”とは、どんな時を意味する?
その名の通り、「家を新築した」「新築のマンションを購入した」「ビルや店舗を新築した」などの「新築」の場合に贈るのが「新築祝い」になります。
ただ、新築しなくても、自分の家やマンションを手に入れることは、おめでたいことになるので、中古住宅や中古マンションを購入した場合にだって、お祝いしたいですよね!
その場合は「新築祝い」ではなく「引越し祝い」としてお祝いするのが、一般的です。
そして、どんなものを贈るのがいいんでしょうか?
1-2.何を贈る?
あなたがお祝いを頂いた時、「すごく気が利いてるな~」なんて思ったことありませんか?
私が渡すお祝いは…というと、誰もが考える無難なお祝いばかりになりがちで、これを思いついた友人すごいな~なんて感心することもよくあります。
せっかくのお祝い、そんな気の利いたものを贈りたいですよね^^
その前に、タブーとされるものを確認しましょう!
【新築祝い】【引っ越し祝い】にタブーなもの
火を連想させるものや赤いアイテム
火=赤=火事を連想させてしまうものは、避けましょう!
コンロやライター、キャンドルなど火を使うものや、おしゃれでも赤いグラスや置物などもNG
建物に傷をつけるもの
壁や柱などに穴を開けないと使えないような、絵画や飾りもNG
敷物やスリッパ
目上の方(職場の上司など)に贈るのはNG。”踏みつけて”使う物から、「あなたを踏み台にします」という意味が含まれています。
もらってうれしいものは、人それぞれ違いますが、一般的に喜ばれるのが
新築の記念として残るようなもの:約1割
<日用消耗品:約9割
雑貨:約4割<食べ物や飲み物:約6割
だそうですよ~!
好みも良く知っている友人なら喜ばれそうなものでも、職場関係や親せきなどには、好みが分かれない、形の残らないものを贈る方が、喜ばれることは多いでしょう^^
他にも、どんなお祝い事にも人気なのが、自分で好きなものを選べる「カタログギフト」や、好きなものが購入できる「金券」などです。
【贈り物に迷ったらコレ!】
・日常的に使えて、なくなるもの
・食べ物や飲み物
・カタログギフトや金券
そして、何かと出費のある時期なので、現金や金券は喜ばれることがほとんどですね^^
2.現金・金銭の相場は?
相手との関係によって、相場が変わってきます。
少なすぎも多すぎも、贈る相手を困らせてしまうので、気を遣うところ。
また、上司や目上の人に現金や金銭を贈るのは失礼になります。
ただお祝いをしたいだけなのに、「お金に困っている」といった意味合いになるそうです。
2-1.金額の相場は?
調査を実施した”ギフト総合研究所”のデータによると
・家族や親せきから:約1/4の方が一番多く5,000~10,000円
次に約1/4で続くのが、10,000~20,000円
どのくらいの近い親戚かによって、金額は変わってくるようです。
・友人や知人・同僚などから:一番多いのは1/3以上を占める3,000~5,000円
約6割以上の方が3,000~10,000円程度となっています。
・職場の上司や目上の人から:一番多くて1/3以上の5,000~10,000円
約8割以上の方が3,000~20,000円て程度となっています。
どのくらい近しい関係なのかによって、その金額は変わってきますが、上限は20,000円程度、少なくても3,000円程度が相場になります。
また、友人や同僚へ数名で贈る場合、2,000~3,000円程度が一番多く、続いて3,000~5,000円程度となっています。
2-2.のし袋で渡す
そのまま渡すわけにはいかないので、当然のし袋を使います。
紅白の蝶結びの水引きのものを使うのが一般的です。
よく見かけるこれですね^^
実際には、リボン部分が印刷のものでも構いません。
表書きは「御祝」や「新築御祝」や「祝御新築」などと書くの一般的です。
お祝いの用意ができたら、あとは渡すだけ…
3.いつどんなタイミングで渡す?
引越しの時は、なにかと慌ただしいもの。
相手の手を煩わせることにならないタイミングが大事なポイントになっています。
新築や引越し祝いを渡すタイミングは、大体1ヵ月~2ヵ月以内が理想的です。
あまり早すぎても、引越し等の片付けで忙しく、できれば、遅くなり過ぎない1~2ヵ月後くらいを狙うのがベストとでしょう^^
お披露目パーティーなどがあれば、その際に渡すがベストですが、なかなかされている方はいないようです。
もちろん、お住まいの地域の風習などもあるので、一概には言えませんが…
他にも、遠くに住んでいる場合、なかなか直接渡せないものですよね?
その場合は、郵送で贈ることができます。この場合も1~2ヵ月以内に届くように発送しましょう^^
4.新築祝い、引越し祝いのお返しは?
お披露目パーティーを開き、お礼を伝えるのがベストですが、なかなかそういうわけにもいかないことの方が
多いかと思います。
その場合は、頂いてから1ヵ月以内を目安に、大体半額程度のものを贈りましょう。
金額によっては半額にこだわらず、喜んでもらえるようなものを贈ることです^^
この場合も、日用的な消耗品や食べ物、飲み物などを贈るのが良いでしょう。
5.まとめ
「新築祝い」とは、家を新築した、新築のマンションを購入した、ビルや店舗をを新築した場合に贈るものです。ただ、新築でなくても、自分の家を持つことはおめでたいこと。
その場合は「引越し祝い」としてお祝いを贈りましょう^^
お祝いの品物としては、火や家事を連想させないもの、家を傷つけないものを選びましょう。
目上の方には、敷物やスリッパはNG。
喜ばれることが多いのは、記念に残るものより、日常的に使えて残らないもの。
他にも、現金や金券も喜ばれます。ただ、金額が少なすぎても多すぎても、相手に気を遣わせてしまう結果に…相場の金額を目安に、のし袋に入れて贈りましょう。
そして、新築祝い・引越し祝いをいただいた場合は、新居のお披露目をもってお返しとしたり、頂いた半額程度ものをお返しするのが一般的と言われています。
何をお返しする場合も、お祝いいただいたことに感謝し、これからも変わらないお付き合いを…という気持ちを返しましょう^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^