アパートやマンションのような集合住宅には、付きものと言ってもいい「ご近所トラブル」
いろんな方が住んでいて、それぞれ考え方が違うわけなので、仕方がないことですが、できればトラブルなく穏やかな暮らしが理想的ですよね。
その中でも多くなるのが「ペット可物件」でのトラブルです。
今回は、そんなペット可物件であるトラブルの対処についての話。
1.ペット可の物件事情
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今お住まいのペット可の物件は、初めから?途中から?
それによって、トラブルの数は違ってきます。
特に、入居者がいて途中からペット可になった物件の方が、トラブルが起こりやすくなります。
もし、これから探すのであれば、初めからペット可なのか、途中からなのかを確認してください。途中からペット可物件になったのであれば、変更前からの入居者が了承済みなのかどうか、必ず確認してください。
これを確認することで、常識的に飼育していれば、トラブルなく過ごせるはずです。
2.ご近所からの苦情
どの部屋でも、犬や猫、小動物などを飼っているようであれば、ある程度の鳴き声や臭いも”お互い様”のこと。
それだけではなく、飼い主同士やペット同士が、仲良くなることだってありますよね^^
苦情が来るのは、その逆のパターンです。
通常考えられる飼育方法で飼っているのであれば、あなたは規約通り「ペット可物件」に入居しているわけですから、非はありません。
そんな状況でも、苦情が続くようであれば、管理会社や大家さん、仲介してくれた不動産屋さんに相談してください。
入居者同士で話合いをするよりも、専門的な知識のある人を通した方が、円満解決や早期解決に繋がるものです。
3.トラブルにならないために
まずはトラブルに発展しないことが一番!
共用住宅なので、ご近所迷惑にならないような最低限のしつけやマナーは、しっかり守りましょうね^^
3-1.トイレのしつけ
あなたの部屋で、トイレをさせるのは何も問題ありません。
トラブルとなりやすいのが、ベランダなどでトイレをさせること。
その都度見ていて、すぐに片付けしているというのであれば、許容範囲内ですが、不在中もずっとベランダでとなれば、トラブルになりかねません。
すぐに片付けできないような状況では、臭いの問題や虫などが集まり、近隣の部屋に迷惑になってしまうからです。
トイレのしつけは、部屋で行ってくださいね。
他にも、お散歩に出かける際は、共用部分である通路や玄関ホールなどで、排泄はNGです。
心配であれば、建物の外に出るまで抱っこして移動するなどし、細心の注意をしてくださいね。もし万が一の場合は、しっかり掃除をし対処しましょう。
3-2.鳴き声
必要以上に吠えるような場合は、無駄吠えをしないようなしつけは、どうしても必要になってきます。
いつも吠えているような場合は、トラブル回避は難しいものです。
例えば、赤ちゃんや小さい子供がいるようであれば、睡眠に支障が出ればトラブルになったり、飼い主がいない日中によく吠えるのでは、夜勤などで日中睡眠を取るお仕事の方とトラブルになったりするわけです。
特に窓を開けている時は、注意してみてください。
3-3.自由に出入り
猫を中と外と自由に出入りさせている場合は、他の部屋のベランダや部屋に入ってしまうことも考えられます。
部屋の中だけで飼う、トラブルにならない工夫をすることが必要になります。
4.アレルギーによる苦情
もし、途中からペット可に変更になり、”不可ということで入居したアレルギー持ちの方”がいたら…
ペット可に変更する時に、承認が得られてないようであれば、悪いのは管理会社と大家さんです。
ペット可だから入居した、あなたは悪くありません。
そして、知らなかったアレルギー持ちの方も悪くありません。
できれば、お2人で管理会社や大家さんに解決を求めましょう!
私は、犬が特に好きで、何匹か飼っていました。でも、子供が犬アレルギーで、それが元に喘息を発症し、小さい頃は何度も入院をしてきました。
親ともなれば、これは大問題です。
是非、当事者同士で揉めず、管理会社や大家さんへ相談してくださいね!
5.まとめ
ペットを飼っていなくても、共同住宅ではいろいろなトラブルは付きもの。
執拗な苦情を言われ続けるようなら、まずは管理会社や大家さんへ相談し、それでも解決できない場合は、専門機関に相談することをオススメします。
ペットに関してご近所トラブルが起きた場合も、当事者間での解決はなかなか難しいため、管理会社や大家さんを通して、話合いを行うのが一番です。
そして、何よりもトラブルになるようなことには、十分に注意しペットを飼うことが大切です。
トラブルなく、穏やかな暮らしができますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^