賃貸の更新料って何?払わないといけない?相場はいくら?

更新手続きのご案内が届いたけど…

更新料って何?

更新料高くない?これが普通なの?

届きましたか?借りている部屋の更新についての案内。

今回はそんな賃貸の「更新」についての話です。

 

1.そもそも更新料って何?

 

まずは、今あなたが借りている部屋の契約形態を知っていますか?

賃貸の契約は、ほとんどの場合が「一般契約」と言われ、どちらかが契約の解除を申し出ない限り、一定の時期に自動更新される契約になります。

あなたが契約した物件の契約書に、なんと書いてありますか?

もし”定期借家契約”である場合、また別の話になりますので、今回はあくまでも”一般契約”の方向けの内容です。

一般的に、その契約期間は2年間の場合が多く、その時期に契約を更新するか、解約するかで違ってきます。

その更新手続きの際に、支払わなくてはいけないのが「更新料」になります。

「更新事務手数料」と記載してある場合もあります。

これは、必ず払わなくてはダメなものなの?と疑問に思いませんか?

 

2.更新料は必ず払う必要がある?

契約書をもう一度確認してみてください。

「契約の更新」についての具体的な記載はありますか?

契約書になければ、「重要事項説明書」に何か記載されていますか?

結論から言うと、契約書に何の記載もない、重要事項書にも何も記載されていなし、説明も受けていないのであれば、払う必要はありません。

実は、この更新料については法的には決まりがありません。

しかも、地域によってはかなりの差があります。

だいぶ前のデータですが、国交省が行ったアンケート調査(平成19年3月実施)によると
・北海道28.5%
・宮城   0.2%
・東京 65.0%
・神奈川90.1%
・千葉 82.9%
・大阪、兵庫 0
・広島 19.1%
・福岡 23.3%

など、更新料を徴収している割合がこんなに違います。

当然のようにかかるところと、何もなく自動更新されるところとがあるわけです。

反対に、しっかり記載されている場合は、支払う必要があり、こんな判例があります。

賃貸借契約書に一義的かつ具体的に記載された更新料条項は、更新料の額が賃料の額、賃貸借契約が更新される期間等に照らし高額に過ぎるなどの特段の事情がない限り、消費者契約法第10条により無効ということはできないとされる

引用:https://www.homes.co.jp/cont/press/rent/rent_00271/

契約書に更新料について記載があり、妥当な更新料であれば、支払う必要があります。

でも、そもそも妥当な更新料っていくらなのか、相場が気になりますよね?

 

3.更新料の相場

額を自由に決められることから、地域や不動産屋さん、大家さんによっても本当に様々。

一般的に多いのは、大体家賃の1~2ヵ月分ほど。

その内訳としては、
・更新料(家賃1ヵ月分程度)…大家さんへ
・事務手数料(1~数万円程度)…不動産屋へ

実際に管理している不動産屋が、案内を出したり書類を作成したりするので、その費用として事務手数料を徴収するところが多いです。

でも、実はこれだけではなく、火災保険も大体2年間のものに加入することが多いので、同時に更新することになります。

料金は、契約した時の”火災保険料”と同じ額で、また2年間の契約というところがほとんどです。

他に必要になってくるのが、保証会社の保証料

契約時に連帯保証人不要で保証会社に加入しませんでしたか?

その契約も2年間というのが多く、同時に更新になり費用が発生します。

意外とかかりますよね?

なので、契約時にこの「更新」についての内容は、しっかり確認しておく必要があります。

そして、ありとなしでは、結構差が出る消費税はかかるのか?気になりますよね。

 

4.更新料に消費税はかかる?

大家さんに支払う「更新料」は非課税。消費税はかかりません。

そして、不動産屋さんに支払う「事務手数料」は課税対象です。非課税業者ではない限り消費税がかかります。

ただ「更新料」とだけの請求であれば、その内訳を確認してみてください。

誰に支払われるものなのかを確認できれば、消費税も確認できるはずです。

と、ここまで更新についてはデメリットしかないように感じるかもしれませんが、メリットもちゃんとあるんです。

 

 5.更新契約のメリット

長年住んでくれている方は、家賃が入居時のままだったりします。
入退去を繰り返している部屋と比べたら、その家賃は結構差がある場合もあります。

そんな時は、この更新の際に家賃を見直してくれる場合があります。
特にあなたから、値引き交渉をしなくてもです^^

しかも、更新契約書を作成し、説明を受け再締結といった手続きをするところもあるので、契約内容も見直されます。

例えば、原状回復に関する内容は、今は国土交通省のガイドラインで見直され、不当な請求は無効となることがあるので、かなり昔に締結した契約であれば、更新契約は重要です。

そして、家賃の値引き交渉をするのにも、良いタイミングです。

滞納やトラブルなく借りてくれている入居者は、大家さんも大切にしたもの。

他の部屋の家賃情報を仕入れたり、何年も住んでいるようなら、この機会に交渉してみてくださいね^^

 

5.まとめ

賃貸の更新料については、まずは契約書を確認することです。

何の記載もなく説明もされていない場合は、請求がきたからと言って支払う必要はありません。

ただ、火災保険の更新は万が一のための、あなたの補償です。そこは更新し支払いましょう。

更新料の消費税については、大家さんに支払う「更新料」は非課税です。不動産屋に支払う「事務手数料」は非課税業者でない限り課税されます。

詳細がない場合は、その内訳を確認してみることをオススメします。

 

何も知らずにいた時に、いきなり届いた更新料の請求。

その時にビックリしないように、知っていてほしい更新料についてをまとめました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^

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