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suumoより発表された2017年 賃貸契約者動向調査(首都圏)によると、3年連続の上昇、過去最高の結果となったのが、DIY実施経験率でした。
TVでもDIY特集が組まれたり、インスタや専用アプリでもたくさん紹介されていますよね。
でも、気になることもありませんか?
「借りている部屋、どこまで大丈夫?」
「退去の時にビックリするほどの請求がきたら、どうしよう・・・」
もちろん、その判断基準は、大家さんや管理会社、不動産業者によっても違います。
なので、あなたの部屋が、物件が、必ず当てはまるわけではありませんが、一般的に多い内容としてご紹介していきます。
1.退去時の基本
賃貸物件は、基本的には、退去時に原状回復義務があります。
原状回復義務とは、簡単には「貸した時の状態に戻してくださいね」といったもの。
いくらもとに戻すからといっても、大掛かりなものは(壁をぶち抜いたり、キッチンを取り替えちゃったり・・・)は、基本的にNGです。
自己判断で難しい場合は、必ず大家さんや管理会社への相談することがオススメです。
2.壁紙をDIY
DIYでオシャレにしたいと思う方が多く、初心者でも比較的簡単にできるのが壁紙のDIYです。
今では、100均にもたくさんの種類があるほどで、自分で手軽に壁紙をDIYすることができますよね。
そこで、原状回復が失敗しないためには、どんなことを注意したらいいのか?
壁紙を貼る壁の素材に注意!
というのは、賃貸だけに限らず、一般的な住宅に使用されているのは、「ビニール壁紙」というものです。
90%以上で使用されているものですが、残りの10%の中に紙製の壁紙もあります。
紙製のものだと、両面テープやシールタイプ、マスキングテープまでも、ものによっては時間が経てば経つほど剥がれにくく、壁紙まで一緒に剥がれてしまう心配があります。
ただ、その違いを見分けるのは、実はプロでも難しいそうです。
が、賃貸物件に利用される壁紙は、コストを抑えるためにほとんどビニール製と言われています。
そうはいっても心配ですよね。
その場合、パッチテストのように、目立たないところに小さくテープを貼り、様子を見てみることをオススメします!
3.壁に棚をつける
大がかりなものではなく、飾り棚程度のものも、おしゃれでかわいいですよね♪
でもそんな飾り棚も、大抵の場合は、まずは金具を取り付けて棚板を置いたものや、棚板ごと壁に取り付けるものではないでしょうか?
その場合に、必要となる工事(←大袈裟^^;)は、それなりの太さのネジやクギを差し込む必要があります。
賃貸の部屋にネジやクギを打ち込むことは、退去の時どうなのか?
一番の不安なところですよね?
これは、基本的に原状回復の義務があります。
壁紙の中は「石膏ボード」が貼ってあり、その中は「間柱」といった造りになっています。
※わかりやすくするため、画像をお借りしています。
【石膏ボード】
【間柱】
壁紙を貫通して、石膏ボードにちょっと刺さるくらいの画びょうと違って、ネジやクギは石膏ボード自体も傷を付けてしまうことになります。
それに、重さのあるものを取り付ける場合は、石膏ボードではその重さに耐えられません。
そうすると、間柱を探してそこにネジやクギを刺し込む必要があり、退去の際にその穴を埋める作業をしなければいけなくなるため、現状回復義務が発生してしまいます。
もちろん、判断基準は大家さんや管理会社によって様々なので、全てが・・・というわけではありません。
そんなトラブルを防ぐためには、前もってどこにどんな棚を取り付けたいか、大家さんや管理会社に相談し、その場合の原状回復費用を確認しておくと、このトラブルは防げます。
「でも・・・いちいち面倒くさい」
ですよね~(笑)よくわかります。
今は、壁を傷つけることなく、しかも簡単に、好きなサイズで棚を作ることができるものがあります。
ホームセンターなどで簡単に買うことができる「2×4(ツーバイフォー)材」をはめるだけです。
簡単には、壁と壁の間に横に突っ張る「ツッパリ棒」の縦バージョンといった感じです。
このディアウォールと木材で、天井と床を突っ張り棚の枠を作ります。
これなら、退去の際に原状回復費用を請求されることもありません。
しかも、他の家具と一緒に次の転居先でも使うことができますよね♪
実は私、棚を付けたいところがあって、簡易的なIKEA飾り棚を購入したんです。
でも、「本当にずっとそこに必要?」とか「いらなくなって取り外したら・・・」なんて考えてたら、1ヵ月経った今も、まだ付けずにいます。
このディアウォール、そんな方にもオススメですね!
4.トイレもDIY
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賃貸のトイレって、殺風景ですよね。
どの部屋も大体同じような、タンクトイレに白い壁紙といった感じ。
そんなトイレのDIYには、先ほどの壁紙プラス飾り棚を利用すれば、退去の際も安心です。
他にも、タンク部分を隠すように木材を組み合わせて、棚を作っている方もよく見かけます。
5.まとめ
賃貸の部屋をDIYする場合に、気になるのはやっぱり「退去」の時の原状回復義務ですよね。
少し気をつけただけでも、その費用は大きく違ってきます。
また賃貸用にも安心して使える商品もあり、工夫次第では原状回復義務を気にせず、自分好みにアレンジも可能ですよね♪
それだけでは、どうしても納得いかないという場合は、作業する前に大家さんや管理会社に確認しておくのがオススメです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^
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