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部屋が決まると、次はいよいよ契約へと進みます。
部屋を借りるためには「入居審査」があるのがほとんどで、誰でも必ず希望の部屋に入居できるわけではありません。

入居審査に問題がなければ、契約へと進んでいきますが、そこからは特に、専門的な内容が多く「よくわからない」けど、「まぁ~こんな感じなんだろう」と、どんどん進めてしまいがちです。
でも内容の理解不足で、入居中や退去時にトラブルになってしまったら?
この記事では、部屋が決まった後の契約~入居までの流れに沿って、どこでどんなことに注意すべきかをまとめました。
その前までの「部屋探しのコツ」はこちらで紹介しています。

目次
1.入居申込書の記入
部屋が決まり、不動産屋さんに戻ると契約に向けての話へと進みます。
ほとんどの場合が、「入居申込書」を記入してもらうことから始まります。
その書式に決められたものはなく、不動産屋さんによって様々です。
その結果次第で、入居可・不可の審査をされます。
1-1.入居申込書の内容
・現住所
・連絡先
・勤務先(名称、所在地、電話番号、年収も記入する場合あり)
1-2.入居日、契約日を決める
いつから入居し、そのために契約はいつにするかを決める必要があります。
基本的に、入居したその日から家賃が発生し、契約日は当然入居日よりも前になります。
一般的には、月途中からの入居でかかる家賃は日割りで計算されます。
その違いは、管理会社や契約する不動産屋さんで決まっていたり、大家さんの考えによるもの。
もし、入居する時期が繁忙期でなければ、日割り家賃はサービスなんてこともあります。
他にも、借りる時期によっては、数ヵ月分家賃サービスなんて物件もあります。

入居日が決まれば、初期費用の見積もりが出され、契約日の決定へと進みます。
初期費用は大体、家賃の5ヵ月分前後です。
敷金や礼金などかかる費用は、物件や管理会社により違います。

火災保険への加入は、どこで契約しても必要となります。

借りる部屋や時期によっては、値引き交渉ができる場合もあります。

2.契約はどんなことをする?
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2-1.契約のおおまかな流れ
最初に、契約についての説明を受けます。
それが「重要事項の説明」というもので、不動産に関わる資格を持った「宅建士」が説明をしなければいけないと決められています。
この説明を受けた上で、問題なければ、それぞれの書類に署名・捺印するのが、契約の大まかな流れです。
ここでのチェックポイントは、
- 契約の前に重要事項の説明を受けたか?
- 宅建士が免許証を提示の上で説明をしたか?
なので、免許証を提示できない電話での説明は、法律上NG。
ただ、遠方からの引越しの場合、部屋探しに1回、説明を受け契約に1回、不動産屋さんに出向く必要があることから、
郵送で書類を確認してもらい、問題なければ引越しの時に説明、契約、そして入居などと進めるところも多いようです。
手間や交通費などに問題がなければ、その都度出向くのが本来の契約方法です。
もし先に契約内容の確認をする場合はチェックしてみてくださいね。

2-2.初期費用の支払い
契約書のやり取りが終わると、初期費用の支払いをします。
基本的には現金で支払うものです。
ただ、よく聞かれるのは「クレジットカードで払えますか?」ということ。

3.入居前の注意
契約も済み、初期費用の支払い済ませると、あとは入居日を待つだけになります。
その間に、いろんな変更手続きが必要となる方も多いでしょう。
その中で、初めての方が見落としがちなのが、ガスの開栓手続きです。
電気、水道はインターネットでも、電話連絡でも簡単に済む場合がほとんどですが、ガスの場合は立会が必要です。
連絡を忘れてしまうと、その日から、お湯が使えないなんてことにも…
不動産屋さんによっては、代行手続きをしてくれるところもありますが、確認は必要です。
都市ガス、プロパンガスによっても違います。

4.入居時の注意点
いよいよ引越し日当日。
ほとんどの場合、この日に部屋の鍵を受け取ることできます。
部屋に入ったら、一番最初にすることは、「入居前のチェック」です。
不動産屋さんによっては、入居時に立ち会うところもありますが、そうでないところも多いです。
どちらの場合でも、入居する前の部屋の状態を確認しておくことで、退去時のトラブルが防げます!

5.まとめ
部屋が決まってから、入居までの注意点をまとめました。
新生活へのわくわく感などで、見落としがちになったり、流してしまいがちな契約ですが、注意すべき点はたくさんあります。
特に、契約内容をしっかり確認することや、入居時に部屋の状態をチェックすることは、とても大切です。
私の失敗談は、退去時の日割り家賃です。契約書には、しっかりと記載がありましたが、「退去時の家賃は月割りとする」といった内容です。
1日に退去しようが、30日に退去しようが、1ヵ月分の家賃がかかってしまうこと。
契約書を確認していれば防げた失敗です…
敷金に関しても知識がなさすぎて、しっかり清算され返金されたことは、5回中2回のみ。
「敷金=返金されないもの」という感覚だった程です。
そんな失敗がないよう、これから部屋を借りされる方のお役に立てたらうれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^
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