2019年10月の消費税増税の対策のひとつに、検討されているのが「住宅エコポイント」制度です。
実は、2009年以降に3回も実施されている制度なんです。
今は過去の「住宅エコポイント」を参考に、制度の詳細を詰めている段階だそうです。
この記事では、はじめて「住宅エコポイント」を知った方向けに、どんな制度なのかを簡単にまとめました。
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1.住宅エコポイントとは?
まだ検討の段階のため、詳細はハッキリとはわかりませんが、過去に導入された制度を参考にみていきましょう。
イメージとしては、いろんな店舗でも利用されている、ポイントカードのような感じでしょうか。
○○円で何ポイントとポイントがもらえ、そのポイントは電子マネーに換金できたり、○○円分の消費券として使えたりできる仕組みが多いですよね。
この住宅エコポイントも、例えば新築した場合は30万ポイントもらうことができ、そのポイントは1ポイント1円相当として使用できます。
新築の際の追加工事に使用できたり、その他にも商品券やプリカなどにも交換できるようになっています。
2.対象になるのはどんな場合?
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対象期間内に、エコ住宅を新築または、戸建てやマンションのエコリフォームをした場合です。
■省エネ法のトップランナー基準相当の住宅
■省エネ基準(平成11年基準)を満たす木造住宅
このどちらかに該当する新築住宅のことです。
詳細は別記事で解説していきますが、一般的な新築住宅であれば、ほぼもらうことができると言われています。
■窓の断熱改修
■外壁、屋根や天井、または床の断熱改修
断熱性の高い窓を取り付けたり、外壁を張り替えたりと、1戸あたり最大で30万ポイントが発行されます。
窓の大きさよりポイント数が違ったり、節水型のトイレに入れ替えたりした場合も加算されます。
3.いつからが対象?
もちろん、はっきりとしたことはわかりませんが、消費税増税と同時にというよりは、半年ほど様子をみてからといったことが考えられます。
というのは、消費税が8%に上がったのは、2014年の4月1日です。
そして、住宅エコポイント(省エネ住宅ポイント)の復活が決定したのは、2014年12月になります。
要するに、まずは様子を見て、消費の落ち込みが目立つようであれば、復活が決定されるのでは?ということが予想されます。
4.まとめ
家の購入を検討している方にとっては、「消費税の増税前か増税後か」というのは、重要なポイントとなりますよね。
ご紹介した「住宅エコポイント」以外にも、増税の対策として「すまい給付金」制度もあります。
増税前と増税後で、どんな制度が利用できるのか、どのくらいの差が出るのかなど、これからも記事にしていく予定です。
購入時期を見極める判断材料になれば幸いです。
また、この記事の内容は、あくまでも以前実施された「住宅エコポイント」のものです。
まだ決定されていないので、実施されるのか?実施される場合の内容はどうなるのか?はこれからになります。
ご了承くださいm(_ _)m
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[…] その対策の中に、「住宅エコポイント制度」と「住宅ローン控除の期間延長」があります。 […]