結構前に流行っていた印象ですが、ここ最近になって再流行の兆しを見せている「ロフト付き」の賃貸物件。
ロフトというと、どんなイメージがありますか?
暑い?
狭い?
危ない?
それとも、
部屋が広く使えるから良い?
収納に便利?
ちょっとした秘密基地感覚?
使い方によって、人それぞれの感じ方がありますが、今回はそんな「ロフト付き賃貸物件」
のメリットとデメリット、デメリットをカバーする方法をまとめました。
ロフト付物件に悩む方にオススメの内容です!
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目次
1.ロフト付き物件とは?
ほとんどの方が知っていることだと思いますが、一度おさらいしておきます。
そもそもロフト付きの物件が登場したのは、今から30年以上も前なんです。
当時は、”狭い部屋でも有効活用できる”と、その人気はすごかったようです。
でも、それから10年も経つ頃には、人気もなくなってきてしまいしたが…
それが、ここ数年でまた再流行の兆しがあるということなんです!
最近、テレビで紹介されていた築浅の物件も、ロフト付きでした。
良くも悪くも、いろんなイメージがあるロフト付き物件ですが、実際のところどうなんでしょう?
メリット、デメリット、そしてその活用法をまとめました。
2.ロフトで決められていることとは?
床から天井までの間に、床をもうひとつ設けた空間のこと。
つまり、二層構造にした室内のことです。
多くの場合は、そこまでハシゴを使い、上り降りし利用します。
そしてロフトを作った分、天井を高く取っているため、部屋全体が広く感じられることも多いです。
ただ、ロフトの造りはいろいろで、ギリギリ立てるくらい余裕があるロフトもあれば、起き上がれる程度しかないロフトもあります。
2-1.決められた高さとは?
実は建築基準法で、ロフトの最大の高さが決められていて、それ以上になると2階とみなされてしまいます。
その高さが1.4m以下です。
そして、広さも決められていて、居室部分の1/2以下の面積になります。
なので、8帖の1Kの部屋の場合は、最大でも高さ1.4m×4帖のロフトになるということです。
この基準を知っていれば、「もっと天井が高くて広いロフト付きの物件」
を探し求めなくても済みますね(笑)
そんなロフトの定義を知ったところで、どんなメリットがあるのか見ていきましょう!
3.ロフト付き物件のメリットとは?
・寝室のように使える
・書斎や趣味の部屋などにも使える
・収納スペースとして活用できる
・突然の来客時にも焦らない・すぐに一時的に物を移動させられる
・部屋が広く使える
・隠れ家的な魅力
・天井が高い分、部屋が広く感じる
わかるわかる!
私もこんなイメージで探したのが、ロフト付き物件でした^^
一番の魅力は、居室以外にスペースがあることではないでしょうか。
その使い方は人それぞれでも、1K8帖の部屋は8帖分のスペースしかないのに対して、1K8帖+ロフトは、8帖の居室以外にも自由に使えるスペースがあることが、ロフト付き物件の最大のメリットと言えるかと思います。
ただ、ご存知のようにデメリットも多く、それをどう捉えるかで良い・悪いが変わってくるのではないでしょうか。
4.ロフト付き物件のデメリットとは?
・ロフトは暑くて、寝られない
・天井が高いから暑く、エアコンの効きが悪い
・ロフトの天井が低すぎる、頭をよくぶつける
・高い位置にあるから、上り降りが怖い、面倒、危ない
・掃除しにくい
・ほこりがたまりやすい
確かによくわかります^^;
このデメリット、あなたならどうしますか?
こんなデメリットであれば、ロフトはいらない!と決断できたか、それでもロフト付が気になると結論に至ったのか…、そのどちらかではないでしょうか?
このデメリットを何とかして、ロフト付物件で快適に過ごしたいという方、
こんな対策はどうでしょう?
5.ロフトのデメリット対策
いろんなデメリットがありますが、最初にロフトの使い方を決めてから物件を探しましょう!
そうすれば、探す際に広さや高さで選ぶことができるからです。
5-1.暑さ対策
起き上がるのがやっとの高さしかないロフトは、天井近くについているものも多く、暑さは結構なもの。
しかも、建物最上階の部屋のロフトは、1階の居室と比べ温度はかなり違います。
マンションの最上階はかくも暑いのか? 「住まいのアトリエ 井上一級建築士事務所」の井上恵子さんによると、大きな理由は「屋根が太陽の直射日光を受けるから」だという。
「屋根が太陽の熱で熱くなり、その熱が最上階の部屋に降りてくるのです。私の家でもそうですが、一戸建てでも1階より2階のほうが暑いんですよ」
なので、寝室代わりに使いたいなら、なるべく下の階の部屋を選んだ方が、暑さ対策に繋がります。
または、天井からなるべく離れた位置にあるロフト付き物件を選ぶのがポイントです。
他にも、エアコンを上手に使うのも対策のひとつです。
暖かい空気上へ、冷たい空気は下へ溜まってしまうものです。
そのままエアコンを付けただけでは、ロフトはなかなか涼しさを感じられません。
そんな時は、サーキュレーターや扇風機を天井に向け、空気を循環させる工夫で、温度差を小さくすることができます。
天井が高いことで、エアコンの効きが悪い、そしてロフト部分が暑いことへの対策の一つになるのではないでしょうか^^
5-2.天井の低さ対策
起き上がるのもやっとといった高さのロフトは、収納スペースとして活用するのがオススメ。
1Kなどのアパートでは、クローゼットスペースも限られています。
服が好きで大量にある、趣味で集めたものがたくさん、趣味で使うものが多いなどの方は、ロフトのスペースは活用できそうですよね。
居室からは見えにくいため、散らかっていても、あまり見られたくない趣味でも安心して置けるのも、ロフトならではだと思います^^
5-3.掃除がしにくいのに、ほこりが溜まりやすい対策
頻繁に掃除機片手にはしごを上るのは大変です。
掃除機での掃除は、たまにするとして、ほうき&ちりとりを置いておくと便利です。
マットレスや布団は、専用のものを使ってダニ対策すれば、いちいち持ち運ばなくても済みますね。
ダニ対策は、天日干しでは効果が得られないのは知ってますか?
ダニの生命力はすごくて、洗濯機で洗われても、ぽかぽか干されても死滅しません…
50℃以上の熱でやっと死滅するそうです。
そして、掃除機だけでは完全には取り切れず、ただ減らしただけに過ぎないと言われています。
なので、ダニ退治に布団を干すのにロフトが使いにくいのであれば、退治方法自体をちょっと見直してみませんか?
5-4.上り降りの辛さ対策
なんといっても、上り降りの頻度を減らすこと。
寝室代わりにつかっていれば、寝る前と起きてからで、最低1往復は必要になります。
しかも寝起きフラフラ、夜はお酒でフラフラなんてことなら、その危険はかなりのものです。
そういった場合は、是非収納スペースに活用してください^^
衣替えで、今は不要な季節の服や、寝具、他にも季節ものなどを収納すれば、その時期しか上り降りで、辛い思いも危ない経験も減らせるのではと思います。
6.まとめ
またその人気が高まってきている「ロフト付きの物件」
メリットとデメリットがあるので、良い・悪いはひとそれぞれ。
その特徴を生かせる活用法を決めてから、物件を探せば、「ロフト付きにして良かった~」と思えるはずです^^
暑い、低い、掃除しにくい、危ないの対策をご紹介しました^^
ロフト付きかなしかで悩んでいる方の、何かのヒントになれば幸いです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうござました^^